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西暦2000年9月は、わたしはこんな感じでした。


原チャリ

バイクブームは去ったようですが、原チャリはその便利さからか、いっぱい走ってますね。

大学の周りなんかだと、若者がしょぼいヘルメットを首に引っ掛けて走り回っています。

下手すると、ノーヘルで二人乗りとかしてるし。

 

50ccなので遅いから、とおもってるのかは知りませんが、危ないです。

30キロってえらい遅く感じるけども、その衝撃は大変なものがあります。

そんな速度でも、アタマをアスファルトに直撃したら間違いなく頭が割れるでしょう。

脳みそを撒き散らして、死にます。

あんなことやこんなこともまだやってないのに!と思っても後の祭です。

 

ヘルメットをかぶっていれば絶対安全だ、ということはありませんが、まだマシですからね。

宮崎の林道を走っていてコケたとき、砂利がヘルメットにガシガシ当たりながら滑っていったことを思い出します。

あれでヘルメットが無かったら、顔の半分なくなっていそうな勢いでした。

 

事故なんて運次第ですから、会わない人は一生会わないでしょうけど、思いがけないときにやってくるものですから、日ごろからその用心が大切。

ノーヘルで走るなら、葬式代くらいの貯金はしときましょう。

2000/09/29


裏切りの味覚

いまマジで俺の心はカレーの気分!

それ以外の食品は眼中に無いぜぇ!というときに限ってカレー屋さんが見つからず、仕方なくラーメンなぞすする、なんてことありますよね。

そう言うときは、「口がカレーになっている」状態なので、ほかのものでは喜びを感じられない。

厳密に言うと、大脳皮質が「これからカレーが食される」ことを期待するあまり、味覚の偏差値をガウス分布形態でカレー風味にシフトしている、と言えます。

そう言う状態の脳にラーメンの味を伝達してやっても、脳は「カレー方面の味ではない」ということで、オイシイ電位を発生しないのだと考えます。

せめてカレーラーメンなどがあれば、少しばかりは大脳皮質にヒットして「ま、しかたあるまい」となんとなくOKがでる感じです。

 

ただ、「カレーが食べたいけどラーメンしかない」というシチュエーションであれば、自分自身が意識しているのでさほど問題は発生しません。

満足度が高いか低いか、という話でしかない。

しかし、まったく予想していない味がするときはたまりません。

一般家庭において醤油の入れ物とソースの入れ物って似てませんか?

我が家の入れ物はうりふたつでした。

ある日、食卓に冷奴が並んでいまして、醤油をかけたつもりがなんとソースだったんですね。

私の口は、冷やっこ受信モードに切り替わっていましたので、私の予期している味は当然醤油です。

しかし、受信した味覚信号は似ても似つかないソースだった。

とっさに吐き出しました。

そのときは味を意識する前に、異物として捉えたような気がしますね。

あとで、どれくらいまずかったんだろう?と思い、わざと豆腐にソースかけてみても吐き出すほどまずくは無いんです。

 

やはり、脳の期待する味は守るべきであるという結論に達するわけですねー。

なんともアカデミック風に話を進めていますが、言いたいのはただひとつ。

「食べたいものを食べましょう」

ということです。

私が「カレーが食いたい」などというときは、みなさん協力を惜しまないで下さい(笑)

2000/09/28


長身

ひとよりだいぶ身長の高い私は、「身長高くて良いねー」とよく言われます。

確かにメリットは多いですが、デメリットもあります。

その最たるものは、自意識過剰になりやすいことだと思ってます。

満員電車なんかに乗ってると、首ひとつ上に出てるので車内を見渡せる、ということは、他の方々からばっちり見えているわけです。

また、通りを歩いていて「あいつでっかいなー」と思う人間を見るたびに、「俺もあんだけでかいんだよね」と思うと、「俺ってば目立ってる」という結論に達します。

電車から降りるときに、出口の上のほうに頭ぶつけてよろめいたりするときも、みんな見ますし(笑)

 

ともかく、なんか人の目が気になる状況が多く、「かっこよくあらねば」という使命感が出てくるんですが、いかんせん私は私。

「この角度から見たらけっこういけるんじゃないか?」とか鏡を見ていってみても、そんなにはごまかしきれない。

そうなってくると、自然と人ごみの中に埋もれようと、猫背になったりすることもありました。

背の高い人で猫背の人が結構居るのは、こういった理由だと私は思います。

 

しかし初めての海外旅行でニューヨークに行った時、そんなことではイカンと思わされました。

なんせ2メートルくらいの女性がハイヒール履いてガンガン歩いてたり、壁のような黒人に「小銭くれないか?」とか言われたりするんですもの。

猫背なんかでいたら、こりゃーなめられる。おれも結構でかいんだぜぇぇぇ!と胸を張ってサクサク歩くように心がけました。

そうしてると、なんか俺ってばニューヨーカーみたいやん!と勘違いモード炸裂ですが、なんとなく気分も良かった。

それ以来、でかいのはしょうがないし、別にいいやん、と思えるようになったっすね。

たかだか数日間の滞在でしたが、私にとっては貴重な経験となりました。

 

そんな風に心構えが変わってくると、不思議なもので、周囲の目を客観的に判断できるようになりまして、「俺ってば目立ってる」というのが勘違いもはなはだしいことに気がつきました(笑)

考えてみれば、でかいだけで人目を引くというのは、故ジャイアント馬場氏くらいのレベルの人間が言うことなんですね。

悩んで損したっす。

2000/09/27


柔道家とその影響

金メダルをゲットした田村亮子選手は、福岡出身であります。

ちなみに福岡市は東区の、某城浜団地の住人だったそうです。

私の家の近所といえば近所ですが、べつに実家を肉眼で確認したいとは思わないので捜索はしません。

行ってる人とか多いのかな?

ともあれ地元の英雄ではありますから、うれしいのは事実です。

 

また、彼女が金メダルを取って、インタビューで「今なにが食べたいですか?」と聞かれた時に、「ラーメン!」と速攻で答えたのは、博多の人間にとってうれしいことでした。

他の地域の人なら「あ、ラーメン食べたいのね」程度の重みしか感じられないセリフでしょうが、博多んもんにとってはちょっと違う。

まず思うのが「やわらちゃんもやっぱ博多の人やねぇ」と、そのラーメン愛好度を賞賛します。

ラーメンに愛情もしくはウンチクの無い博多出身の有名人は、あまり博多では受けがよくありません。

「あいつは郷土愛がない」というレッテルが貼られた感じになります。(当社比)

そして、その食べたいというラーメンはどの店なんだろうか、という問題になります。

彼女の経歴から考えると、東の方のえりあのはずですから、候補はしぼられます。

恐らくは香椎か和白あたり、もしかしたら古賀か新宮かはたまた津屋崎まで!?などと推測エリアは拡大していきます。

しかし、悲しいことに私のラーメンマップには、そのエリアの美味しいラーメン屋がリストアップされていない。

これはイカンです。

オリンピック選手が食べていたラーメンを是非とも食べてみたくなるのは人情です。

あー、どこなんだぁぁぁぁぁと思っていたんですが、博多の人間のラーメンの愛し方は人それぞれなのを思いだしました。

私の好みで無いラーメンを、金メダル所有者は好んでいた可能性もあります。

それが本当なら、悲しい事実であります。

私と金メダルのせめてもの接点が失われることが明示されるのですから(笑)

 

とにかく田村選手の愛したラーメンをご存知の方は、ご一報ください。

エネルギー補給にぜひとも行ってみたいですから。

2000/09/26


航空祭

自衛隊芦屋基地の航空祭があるということで、行ってみました。

たまにはジェットの爆音を聞きたくなるのが人の性っちゅうもんです。

ただ、今回は自衛隊の正面装備でなくて、もっと地味なトラックなんかの写真を撮るのが目的だったので、来場者がほぼ滑走路方面に集中してる中、だれも見向きもしない一般のトラックの写真を撮り倒してる私は、おそらくヘンな人だったと思いますね。

よく見たら弁当が積んであったりしてましたもの。

働く車はこうでなっちゃ。

弁当積載車を撮る私を、隊員の方もちょっと奇異の目で見てらっしゃいました。

「トラック撮るだけっす!弁当は取らないっす!」と、文字にしないとよく分からない言い訳を考えてました(笑)

 

そんなことはさっさと済まして、あとは展示飛行を見ます。

一般的にはこれが航空祭のメインイベントです。

F-4ファントムの排気音はあいかわらず勇ましい。

音で自分の内臓が振動するのが分かります。

初めてその音を聞いたときは、「生まれてこのかた聞いた音の中で、史上最大のボリュームだ!」と思ったくらいですから相当なもんです。

友人の間では「バリバリ君」と言えばファントムを指していました。

 

あと、ジェット戦闘機って、ビックリするほど速いです。

「皆さんの目の前で急上昇します」なんてアナウンスの後、バリバリバリと現れたジェット戦闘機がふっと機首を上げると、一気に雲の上に行ってしまいます。

「高度300メートルを時速950キロで通過します」なんて時は、距離の関係もありますが、音のほうが後から来るんです。

飛行機が通りすぎたくらいで「バリバリバリ」と振動が来る。

スピードの次元が違います。

信じられないくらい速い。

日本の防衛はあんたたちに任せときゃ大丈夫!とホントに思いました。

 

一点気になったのが、「吉野ゆう子他2〜3名アイドルモデルと記念撮影会」という名のイベント。

「吉野ゆう子」って知らないし、「他2〜3名」となると、まじで誰?って感じだし。

ものすげーカメラ持った人たちがいっぱい居るのは確かですが、自衛隊のやるこっちゃないでしょ。

私は見てないので好評だったかどうか知りませんけど、なんか、イヤ(笑)。

「究極の肉体美!第一空挺団の猛者の大胸筋撮影大会」とかだったら、それもイヤですが。

2000/09/24


猿系

モンキー、ゴリラという原付バイクがあります。

ちっちゃくて可愛いけど、名機カブのエンジンを積んでいるので、低燃費かつタフなものに仕上がっています。

友人の一人も、「カブ系のエンジン好きっちゃんねー」といいながら、延べ3,4台乗り継いでるくらいです。

で、その彼は現在海外赴任中なので、残された類人猿の面倒は私が見ることになりました。

ちなみにゴリラ(銀)です。

 

おばちゃんに格納庫を開けてもらい、エンジン始動・・・しない。

なぜだーと繰り返しキックスタートマイハートしてるうちに、なぜか始動(笑)

燃料コックがONのまま置かれてたので、きっとガソリンが濃かったのね、となかば強引に納得し、早速試乗。

乗った感じ、車体が私にはかなり小さい。

ヒザがハンドルに当たって、曲がるに曲がれない。

たぶん傍から見ればサーカスの熊でしょう。

ヒザが当たらないように後ろのほうに座ると、前輪がポンポン浮いてくる。

坂道はぜんぜん登らない。

加速も悪いので、交通量の多い道は非常に怖い。

なんじゃこりゃーってな具合で乗っていたんですが、しばらくすると人間慣れるもので楽しくなってきました。

うなるエンジンにいけー!がんばれー!とエールを送りたくなります。

ブレーキとかを自分の好みに合わせると、なお良し。

けっこう気に入ってしまいました(笑)

 

ただ、のんびり走るのが一番向いてるのは事実ですから、散歩気分で田舎を散策するのがいいような気がします。

私が思うに、日本一おにぎりの似合うバイクではないでしょうか。

おにぎりもって、遠足気分で出かけるのはすごい楽しそう。

でも、ランチジャーではいけません。

ランチジャーが似合うのはカブです。

エンジンが同じでも、これは譲れない。

男のこだわりというところです。

2000/09/23


真夜中の訪問者

草木も眠る丑未つ時、のどが乾いた私は「ぼちぼちビールでも飲んで寝るかな」と、階下の冷蔵庫へ向かいました。

その日は台風の影響で、ガンガン風が吹き、電線やらなんやらがえらく音を立てていました。

午前3時ですと、家族は寝てしまっているので、いつも私は電気はつけないで階段を降ります。

起こさないための配慮が、居候としては正しい姿勢かと思いますのでね。

無事に暗黒の階段を降りきった私は、ふと玄関のほうに目をやりました。

引き戸のすりガラスの向こうに、何か動いたような気がしたからです。

 

前述のように、ごうごう風がなってるので、きっと風でゆれた木の影に違いない、とも考えました。

しかし、影の動いた方向が、家の裏に向かっていたような気がしたんです。

もし、私が泥棒だったらこの風で物音に気づかれにくいと判断するな、とも考え付いたのもあり、確認しようと私はその場でじっとしていました。

聞き耳を立てて、家の裏をとおる足音、窓のあけられる音、ガラスを割る、もしくは切る音などをサーチしていました。

こう見えても聴力には自信があります。

でも、聴けば聴くほど風の音ばかりで、ささいな物音は聞き取りにくい状況です。

 

「これはもし侵入者があったら、かなり接近するまでわからんな。とりあえず相手はこんなとこに臨戦体制の人間が居るとは考えてないだろうから、先手必勝でまず蹴りを入れよう。そのあと使えそうな武器は・・・」などと考えていたら、いきなり玄関のすりガラスに、紛れも無い人の影がサっと横切りました。

ドリフなどで志村がやる抜き足差し足忍び足ではなく、ホントにサっと行ったんです。

「シレッと普通の人になりすますとは!たしかにコソコソするよりは怪しくないが、俺がここに居たことが運のつきだぜ!逃げ去る前にとっ捕まえてやる!」と、玄関の内と外の電気をバッと点けて、容疑者の追撃に移りました。

@いまどきの若者だったらナイフくらい持ってるかもしれない。

A素手で向かっていくのは危険かな?

B傘なんかでも、持ってないよりは戦いようがあるかな?

C刺されるのもイヤだけど、そんな犯罪者を逃がすほうがシャクに触る!

D奴にとっては奇襲を受けることになるから、一撃必殺で倒せば済む!!

E真珠湾攻撃も奇襲で成功したんだ!!!

と、考えた末の行動です(笑)

C,D,Eは感情の高ぶりを示してますね。

 

ともかく、玄関をガラっと開け、吹きすさぶ風の中へ飛び出しました。

きっと、すごい形相だったに違いありません。

門扉は開いているけど、そう遠くへ入っていないはずだ〜と走り出そうとした瞬間、門扉の前にひょこっと人が顔を出しました。

なんとそれはうちの父でした(笑)

風があんまり強いので、駐車場の屋根が飛ばされないように、ひもをかけようとしていたところだったんですねー。

せっかくだから一緒に作業を手伝いました。

ホッとしつつも、「あの盛りあがりはいったい・・・」となかば納得の行かない私は、その後、明るくなるまでお酒を飲んでしまいました。

 

でも、正直怖かったっす。

みなさんも戸締りにはくれぐれも注意しましょうね。

あと、立ち向かおうとはしないほうがいい、と今は思います。

危ないですから。

2000/09/21


ユーモアのセンス

エブリデイ新聞の夕刊に連載中のま○ぴらくん(9月18、19日版)です。

18日

 

 

 

 

 

 

 

 

3こま目

たーっ

 

4こま目

「ドーピングやってんじゃないだろね」

「すべて修行のたまものです」

19日

 

タイムマシンいかだでやってきた

むかしふうの「空き巣」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただいま留守です

行き先シドニー

 

この連日のまっぴ○くんを見て、なにか言わずにはいられません。

 

18日の方は、オリンピック開催期間中なので、ドーピングという言葉が出てきてますが、それだけです。

3こま目までよくわからない展開なのはありがちなので許しますが、最後のコマでなにが言いたいの?

「修行のたまものです」といってる人は某心理教の関係者のイメージ?

はっきりいって意味不明です。

こんなのなら白紙のほうがマシってもんです。

 

19日のほうも、いきなり「タイムマシンいかだ」とか「むかしふうの空き巣」というところで、「はぁ?なに?」と言わざるを得ない。

島に着いたら住民はシドニーにオリンピック観戦に行っていた・・・・ってどうすんじゃオイ!

「タイムマシンいかだ」とか「むかしふうの空き巣」なんて関係無いじゃないか!

要は空き巣がきたら、住人はオリンピック見に行っていないわけだよな!?

だったら空き巣は喜んでモノとってくだけじゃねぇか!

もう少し考えてから原稿書いてくれ!と言いたい。

 

夕刊に載せる4こまマンガは、一日疲れて帰ってきたお父さんに対する一陣の清風のようにさわやかな笑いを提供するのが仕事のはず。

もしくは社会を斬る!みたいな風刺の味もイカします。

そんなのが微塵も感じられない。

駄作以下。

価値ナシ。

こんなもの平気で載せてる新聞社の感覚を疑います。

作者の感性も。

「続いていればいい」みたいなのの尖兵と言えましょう。

我々読者に対して、この仕打ちは無いんじゃないでしょうかね。

 

新聞で見るところがテレビ欄と4こまマンガの私としては、この損失は痛いのであえて書かせてもらいました。

いまんとこ、私の中の「まっぴ○くんの評価」はマイナス1億万点になってます。

たぶんこの評価はあってると信じたいのですが、もし、上記の二作を面白いという方がいるならば、連絡ください

私のセンス・オヴ・ヒューモアを修正せねばなりませんから。

まぁ居ないと思いますがね。

2000/09/19


罵倒

アメリカ映画を見てますと、英語のスラングをよく耳にします。

そんな言葉を覚えても使い道なんかあんまりないのに、結構耳に残ってしまい、いくつも覚えてしまいました。

そんなひとつに「Son of a bitch!」(直訳:娼婦の息子)というのがあります。

日本語字幕で「この野郎!」とか「こんちくしょう!」なんてのが当てられてる、要は罵詈雑言です。

よく出るフレーズなので、耳で覚えていたつもりでした。

しかし、どこをどう間違ったのかわかりませんが、私は「サバノビッチ」と覚えていたんですね。

無理やり訳すと「鯖の娼婦」。

なんかある意味バカにした言葉のような気もしますが、わけ分からん言葉になってしまってます。

中学生くらいのころ、覚えたての「サバノビッチ」を友人に教えていたよう記憶しています。

この場を借りて訂正させていただきます(笑)

 

「Kiss my ass!」(直訳:肛門にキスしな!)というのも映画によく登場してます。

これはさすがに日本人は言わない罵倒用語ですよね。

人前で「肛門」なんて言えないっすよ、実際。

アメリカ人はホントに使うのか?なんて思っていたんですが、ニューヨークはソーホー地区で、にーちゃんにしつこくからまれてる黒人のおねえさんが「Kiss My Ass!」と怒鳴っているのを見たとき心底びっくりしました。

本当に使うんですねー。

アメリカ人の感性恐るべし。

2000/09/17


チキンラーメン使用法

昔からチキンラーメンが好きです。

あのチープな味が駄菓子っぽいからですかね?

理由はともあれ、ガキの頃、骨折による入院中に「食べたいものある?」と聞かれて「チキンラーメンが食べたい」と答えた逸話もあるくらいです。

そのとき母は家でお湯入れて持って来てくれたので、チキンラーメンはのびのびしていましたが。

 

そんなチキンラーメンですが、カップ入りになると雰囲気出ませんから、基本は袋麺です。

袋麺のチキンラーメンならではの食べ方があるんでここに紹介します。

まず袋を開けないで袋ごと押しつぶし、中の麺を砕く。(目標はベビースターラーメンサイズ)

その砕けたやつをマグカップに入れる。

お湯を注いで、フォークで食う。

名づけて「チキンヌードル」。

フォークで食うのがミソです。

ヌードルっぽくなります(笑)

ちなみに、ポテトチップなんかを混ぜてみても食べられます。

 

ふふんと鼻で笑ったあなた、夜更けにチョコっとだけなんか食べたいときなんか重宝するんですぜ。

冬のツーリング中に、ちょっとした休憩取るときなんかも、沸かすお湯が少しだけですからすごい便利。

チキンラーメンに飽きたときなんかも、感じが変わって新鮮♪(ただし味はまったく一緒)

常食にすると体に悪いので、あくまで非常食扱いでよろしく。

2000/09/16


オークション

インターネットオークションが流行ってるようでして、私も参加をしてみました。

ウエストバッグが欲しいなーと思っていたので、早速検索してみると、200件くらいヒットがあります。

貧乏なので安くてそこそこのやつを探して入札してみたんですが、速攻で他の人に高値をつけられてしまいました。

私が800円つけると相手が810円という具合です。

すぐにさらに高い値段をつけても、堂々巡りでだんだん値段が上がっていくだけなので、ここはギリギリになって更新してみようかななどと画策中です。

1000円以下で購入するつもりです(笑)

 

ただ、怖いのがネット詐欺です。

基本的に入金が先で商品は入金確認後になっているようですから、だましやすいといえばそうかもしれません。

出品履歴、入札、落札の経歴が参照できるので、それを信じるしかないのが現状のようですね。

あとはメールのやり取りで文体から判断するとか。

実際、詐欺にあう人も多いらしく、通常は犯人の特定が困難ですから、被害者のみなさんは困ってるらしいです。

 

ここはサイバーポリスにがんばってもらわないとイカンのですが、ニュースなどで画面に出るサイバーポリスのおっちゃんたちは今一つ頼りないっす。

いまどきのハッカーのレベルは相当高いものがあるみたいですから、その連中の上を行ってるとはとても思えない面構えですもん。

悪いけど、初心者って感じでした。

やっぱりサイバーポリスって言うからには、銀色のサイバーなスーツ(つなぎ推奨)を着込んでヘッドセットつけてくれないと雰囲気出ないと思うんですが。

腕にはテレビ電話をつけて、係長はチーフ、課長はキャップ、部長はボスってな呼び名もいいですね。

もちろん一般職員はシリアル番号で呼ばれるわけです。

そこまでしとけばハッタリ十分。

電脳犯罪も減るかもしません。

ばかばかしくて。

2000/09/14


発泡酒

学生街のカラオケボックスに行って、ワンドリンク頼んだときのことです。

昼間だったんで友人はウーロン茶250円なりを頼んでましたが、メニューをよく見ると、「マグナムドライ(中) 250円」と書いてあるではないですか。

お茶と同じ値段とはいったい・・・と思いつつも、発泡酒をいただきました。

立派な中ジョッキに入れば、もうビール同然。

味的にはすこし違和感がありますが、ビールでもまずいものはまずいのであまり気にしませんでした。

なんたって安いし。

 

いろいろと発泡酒も販売されていて、いろいろ試してみたんですが、キリンのもの以外はあまり好きになれませんでした。

キリンの奴は良いと思います。

神奈川県は戸塚当たりに在住の酒豪夫妻も、「家計のことを考えて、キリンの発泡酒が我が家の主力戦闘機だ」とおっしゃってました。

他にもよい評判を聞きます。

ただ、みんな口をそろえて、「これで十分だよ」と、あたかもデフォルトが不十分な言い方をしますね。

ビール>発泡酒 

という階層構造を感じずにいられません。

まずいものが多いので仕方ないかもしれませんが、安いから悪い、という印象を持たれてる方も多いかもしれません。

でも、値段の差は税率の差がほとんどだと思うし、中身的にはほとんどビールと変わらないから、あまり差別するのはよろしくないんじゃないか、と思う次第でございます。

発泡酒、というネーミングもよくないですね。

なんか安っぽいじゃないですか。

ビーレとかビルーなんて適当な名称を決めてやれば、もっと発泡酒の地位向上に一役買いませんかね?

「貧乏人は発泡酒」という図式を一日も早く壊したい。

なぜかと問われても、なんとなくそう思うだけです。

気にしない人も多そうなので、この話ナシ(笑)

2000/09/13


占い

実は、私は雑誌や新聞に載ってる占いを見てしまうくちです。

神社でも必ずおみくじは引きます。

良いことは信じるけど悪いことは信じない、といいたいところですが、活字の魔力といいましょうか、書いてあった事を忘れるのは容易なことではありません。

やっぱり気になるものです。

ちょっとした事も気にする性分ですから、なおさらです。

 

このあいだ新聞の占いコーナーで、私の星座は「ギャンブルが吉。高望みがよい」なんて書いてありました。

ふーんと読み飛ばしたつもりが、なんか気になる。

パチンコやら競馬には興味の無い私は、ちょっとした買い物のついでに、宝くじを買ってしまいました。

結果、100円当たったのみ。

そんなもんだよねーと今は言えますが、宝くじを買う前は「どうも胸騒ぎがする」だの、「なにかが普段と違うような気がする」だのいろいろ考えてました。

本当に気のせいなんですけどね。

ある意味マインドコントロールを受けていたんだと思います。

 

そう考えると「○○大学合格!」とか、「○×キロやせる!」なんて壁に書くのは意味があるんでしょう。

自分をマインドコントロールするわけです。

そういえばモデルの人は、スーパーモデルの写真を壁に貼って「私もこんなふうになるのよ!」と気合を入れている、なんて話も聞きました。

なにか目標があるひとは、壁に貼ってみてはいかがでしょうか?

「打倒ガメラ」とか、「超人ビビューンになる」と言った、はなはだしく非現実的なことはいくら書いても実現しませんのであしからず。

2000/09/11


近所

私の家は結構静かな住宅地の中です。

それゆえ、夏は近所の家庭の会話がいやでも耳に入ります。

電話なんかもう筒抜け。

夜中に友人とバカ話してるのも、きっと裏の田中さん(仮名)は笑いながら聞いてくれているでしょう。

ダイエー戦なんかも、近所の歓声でだいたいの状況がわかるくらいですわ。

うちも歓声の発生源の一個ではありますけど。

 

そんななか、向かいの家の親子喧嘩が聞こえてきたんですが、結構面白かったんで、こんなとこで紹介します。

内緒にしといてください(笑)

向かいの娘さんは、実家から通ってる大学生でして、お母さんが部屋に入るのを嫌ってるらしく、

娘:「おかーさん!私の部屋に入ったやろ!?」

と叫んでらっしゃいました。

母:「洗濯物置いただけよ」

娘:「もう!好かーん!」

その後が笑ったんですが

娘:「もうご飯食べる気無くなった!部屋で食べるからなんか買ってきて!」

ってあんた腹減ってるやん(笑)

 

しかし大学生にもなって、なに言ってるんでしょうか。

ちょっとあきれました。

中学生くらいなら「あぁ、反抗期なわけね」となんとなく納得しますけど、大学生といえば結構な年齢のはず。

甘えるのもいいかげんにしなさい!って言いたいけど、結構な年齢になって親元に居候してる私に発言権はありません。

はやくなんとかしなくては。

2000/09/09

 


描写

テレビを見ていて、「あれ食いてぇ!」と思うことは多いんですが、いまだにその筆頭格として「ハイジのパン」があります。

おじいさんが囲炉裏で溶かしてくれたチーズを載せたパンは、もう垂涎の一品。

あれが食べれるなら、就職先はペーター山羊商会でも良いです。

でも、所詮チーズパンでしかないので、現代っ子の味覚の私にはちょっと役不足かもしれません。

 

私的に最近のヒットは、映画タクシーのサンドイッチ。

中身とかはよくわからないんですけど、フランス映画だけにフランスパンで作られたでかいサンドイッチに豪快にかぶりつく画面を見せつけられた私は、速攻で近所のスーパーに買い物に行きました。

そんなサンドイッチを売ってるとは思えないので、焼きたてフランスパン、ハム、チーズ、レタスを購入し自分で作成しました。

薄くマヨネーズを塗り、粗引きのコショウを振るのがポイント。薄ーくスライスしたたまねぎも少々。

これに豪快にかぶりつき、ビールをゴクゴクっとやったときは、こりゃもうタマラン状態。

美味いこと限りなしで、フランスパンの寿命は一瞬でした。

 

もうひとつ、是非とも食べてみたいものがあります。

マンガの肉と一般的には言われているものです。

こんなのです。

いったいなんの肉なんでしょうか?

恐らく味付けは塩コショウのみ(にんにくは摺り込み済)でしょう。

この骨の部分をがっちり握って、食いちぎるように食べてみたいものです。

現代科学を駆使して遺伝子操作で出来ないでしょうかねぇ。

通常の食品が遺伝子加工食品だったらなんとなくイヤですけど、こんなのだったら許せる気がします。

500円くらいでスーパーに並ぶ日が近いことを祈ります。

家ではどうやって焼くかちょっと難しそうなので、手に入った暁には、野外マンガの肉パーティーでもして焚き火でまわしながら焼きましょう。

そのときはひょうたんにサル酒が要りますね。<ココは分かる人はそれなりの年齢っすね(笑)

2000/09/08


叫び

夏はやっぱり怖い話。

私は全日本ビビリスト協会認定準2級の怖がりなので、怖い話が昔から苦手でした。

中学の頃、オチのところで「おばぁさんがおまえだって言ったのさ」という超抑揚作戦に出られるパターンの話を聞いていて、みごとに「うわあああ!」と叫んでしまったのは私です。

クラス中の視線が私に集中し、非常に恥ずかしかったことを覚えています。

怖いというより、びっくりしやすいのかもしれません。

 

また、オトナになってから友達と真っ暗な山奥(ダム横でなかなか不気味な雰囲気)をドライブしていて

私:「俺たちもうオトナだから、そうそう叫ぶことってないよねー」

M:「そうだなー。最近全然ないねぇ」

と話してる矢先、急にライトの明かりの中に白い犬が飛び出してきました。

その瞬間、怖い雰囲気に少々ビビっていた私とMは同時に「うわあああああ!」と叫び声をあげていました。

しかも、2匹目がまた急に出てきたので、「はぁはぁ、びっくりしたなぁ、もう、ってうわあああああ!」とさらに絶叫してしまいました。

その前の会話はなんだったんだろう、というナイスタイミングで出てきた白い犬に座布団1枚ってとこですね。

 

意外と、叫ぶ能力は衰えることが無いと確信する今日この頃です。

でも、なぜそんなときに人は叫ぶんでしょうかね。

意識的でなく無意識なものですから、なにか生き物としての能力なんでしょうけど、その効能がよく分からないです。

攻撃能力でしょうか?

何かの装置を使えば口からビームのようなものを放出しているのかもしれんな、なんて思うこともあります。

波動砲のイメージですが、きっと違いますね。

すいません。

2000/09/07


謎のラーメン屋に潜入せよ

私はいっぷくラーメンという、ちょっと風変わりなとんこつラーメンが非常に好きでして、機会があるたびに行ってしまいます。

「今日は天気がイイからラーメンうまそうねぇ」だったり、「お、もうこんな時間か。ラーメン食べにいかな!」とか、「おまえ久しぶりじゃのー。ラーメン行こうか?」なんて具合です。

理由なんてあってなきが如しです。

 

その店は、味はかなーりお勧めできるんですけど、閉店が結構早かったり、辺鄙なとこなので人に教えにくいとか問題点も多々ありました。

そんな矢先、ぜんぜん違う場所である都市高速の下に「いっぷくラーメン」の看板が。

博多には異様にたくさんのラーメン屋がありますので、同じ名前なだけでぜんぜん違う味だった、なんていう事態も容易に想像できるんですねー。

なんとなくはずれかもしれないという気がしていて、なかなかその謎の店に入ることをためらっていた私でした。

が、しかし、東京に残してきた宗教法人「博多ラーメン普及協会」の友人Mが夢枕に立ち、「一回食ってみらな分からんめーもん!」と力強くのたまったので、ついに今日潜入調査をしてきました。

 

緊張しつつお店に入り、ざっと店内をみまわすと、見覚えのある値段表が!

しかも、テーブルの上にはいっぷくラーメン御用達の「ボールに入ったもやし(イッツ・フリー)」がどんと置かれている!

これはもう間違い無い!

こんなにもあっさり事実関係が判明するんだったら、早めに来とけばよかった!

と石橋をたたいて渡ってみなかった自分に愛のムチを入れながら、椅子に座るのももどかしく速攻でラーメンを注文。

われながらあまりのハヤワザに、注文したかどうか記憶が定かで無くなったくらい電光石火であったことをココに記します。

実際のところ、いっぷくラーメンが店舗を増やしてくれて、食べに行きやすくなったうれしさのあまり我を忘れてしまっていた、というところでしょうか。

食べてみると、そこにはいっぷくワールドが・・・

あぁ、おいしい・・・ウフッ♪

おっちゃん、替え玉!

美味しいラーメンプラス替え玉しめて600円なりは、速攻で私の胃袋に消え去っていきました。

われながらあまりのハヤワザに、食べたかどうか記憶が定かで無くなったくらい電光石火であったら大変ですが、そんなことはまだ無いっす。

しかも店内のテレビでは、ダイエーが抜きつ抜かれつの攻防戦を繰り広げたすえ、勝利したニュースが流れておりました。

美味しいラーメンとダイエーの勝利に酔いしれた、三十路の夜でございました。

2000/09/05


私はクモが大の苦手でして、接触予想時間1.5秒以内の距離に近づいてきただけでもうパニックになります。

心臓は高鳴り、脂汗がにじみます。

大型のものはテレビで見るのもいやだし、小型のハエトリグモでもサブイボ満開です。

なんであんな生き物がこの世に存在しているのか疑問です。

いなけりゃいいのに。

 

なんでこんなにキライなのか、理由を考えてみるんですけど、思い当たる節が無いのも事実です。

普通なら、幼い頃に自分の靴の中に強力無比な毒を持ったでかい奴が居てかまれて3日ほど意識不明に陥ったとか、ダッシュでヤブを駆け巡っていたら思わず飲みこんで胃の中で繁殖していたとか、そういったちょっとイヤンな理由がありそうですが、私はないんです。

これはきっと、前世の私の記憶が関与しているはずだと思うんです。

王様だった私が不満分子にタランチュラで暗殺されているとか、現在記録に無いくらい古い時代に宇宙から隕石に乗ってやってきたでかいクモと戦って相打ちになっていたとか。

まったく根拠は無いですが。

あまりにお腹がへって食べてみたら、以外に美味しくて食べ過ぎてしまいお腹を壊した、といったあたりが正解のような気もしますがね。

 

ちなみに、私の愛読書「サバイバル読本」によれば、クモはチョコレートのような味がするそうです。

俳優のなんとかさん(マジで忘れた)は俳優修行のため山にこもり、空腹のあまりクモを食ったそうですが粉っぽい味だったといってました。

味はどちらの主張が正しいかわかりませんけど、足とか頭をちぎって食べるらしいんです。

身の毛がよだつとはこのことです。

そんなことするくらいなら、私は空腹による死を選ぶと思います。

そのまえに、他の食材を血眼で捜すでしょうけどね。

世の中にクモしか居なかったらどうする?なんていう条件はナシですよ。

子供じゃないんだから。

2000/09/04


別れ際

飛行場や駅で友達同士が分かれ際に、お互いが見えなくなるまで手を振り続けたりするのは、なにやら感慨深いものがあります。

涙もつきものですし、良いもんだと思います。

今日も友人嫁が地球の裏っ側に旅立っていく際、知己の友同士の涙のわかれ、万歳三唱なんていうドラマチッククライマックスなシチュエーションが某福岡空港にて展開され、しみじみしてしまいました。

 

しかし、私は、地球衝突コースを爆進してくる小惑星を爆破しに行く連中を見送る、もしくは2億6千万光年離れた某惑星に宇宙掃除機をただでもらいに行っちゃう奴らを見送るような、「かなりの確立でもう2度と合えない」ということが無い限り、基本的にそんな別れ方はしません。

確実に数年会えないとか、スッゲー遠くに行っちゃうとかでも、友達なんだから絶対また会うに決まっていると思ってしまうので、「んじゃねぇー」的なあっさりオロシポン酢風味でしめることが多いです。

かえって涙ながらに別れるっていうほうが、なんか縁起が悪いような気がするのも否めません。

もう会えないことを暗示してるような気がしませんかね?

こういうことを言ってると、「薄情者」やら「気取ってんじゃないの?」なんてお叱りを受けることがありますが、私の性格ですから仕方が無い。

次に会ったときにお互いの武勇伝対決にて勝敗を決すべく、お互いが違う土地でいろいろチャレンジしとくっていうニュアンスですかね。

住環境が離れること自体、あまり意味が無いというか。

 

ただ、そう言っていられるのもインターネットが普及したおかげかもしれません。

まめにメールや掲示板、チャットなどでやり取りしてる連中は、ひっさしぶりに会っても久しぶりな気がしないですから。

ということで、今日旅立たれたアナタ、HPに日々の暮らしを紹介しましょう。

そうすれば今日泣いてくれてた友人たちもきっと安心するでしょう。

とにかく、健闘を祈る。<私信モード

2000/09/02


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