←前の月を見ちゃう
日々思うこと
次の月はこちら→

2002年2月 春の気配は花粉の気配


生き物を食べる実感

クジラが浅瀬とか砂浜に打ち上げられる、という事件がよく報道されるようになりました。

環境汚染でクジラの感覚器がイカレてしまったのか?などと考えたりもしましたが、柔軟かつ斬新な発想力の持ち主であるイワナミは、打ち上げられてるのではなく自ら赴いてきているのでは?というのを思いつくのに成功しました。

「今ごろになってクジラの地上進出が始まりつつある説」です。

現在の地上の哺乳類が海からあがってきて進化したもの、ということは誰でも知ってる事実です。

哺乳類で肺呼吸のクジラは、歩行のしかたとかでちょっと適応すれば地上で生きられそう。

最初は水辺で暮らして、その後大々的に地上に上がっていく、という作戦かもしれません。

しかも、恐竜とかがいない現在、地上に上がれば最大最強の生物として君臨できます。

温暖化で海面は上昇してきてるし、敵ながらあっぱれなタイミングを計ったものだ、と感心せずにいられません。

 

などと高尚(?)な推論を組み立てつつ、しかし気になるのは「打ち上がったクジラは食えるのか?」ということでした。

子供のころ、クジラ肉は常食でした。

竜田揚げとかクジラベーコンとかなぜか凍ってる赤身の刺身なんてめちゃめちゃ美味かったですよねー。

21世紀には海にはクジラ牧場が出来てイルカが牧羊犬の変わりにるはずだったのに、どっかのアメリカのバカ野郎が「クジラは知能が高いのデース。それを食べる日本人は野蛮人デース。クジラカワイソー」なんて言うもんだから、そうそう食べられなくなって久しい。

シップの変わりに牛肉を体に貼りつけるような人種に、そんなこと言われる筋合いはないと思うのですがね。

 

「あー、クジラ食いてー」という矢先の打ち上げ事件。

そんなクジラを見てよだれが止まらなかったのは私だけではなかったようで、何体かは持ちかえって食べた人がいるらしいですな。

正直、うらやましい。

「埋葬しないと」なんて言うのが正論のようになってるようですが、ありがたく頂くのも日本人としては問題ないんじゃないですか?

「ありがたく頂きます」と感謝の念をもって食べることは悪いことじゃない。

下手に欧米カブレなんかして「かわいそうなクジラちゃん」なんて言うほうがどうかしてる。

マクドもケンタッキーも、生き物を殺して食べてるのには変わりないのに。

ありがたく食べる、という心を持たないことのほうが怖いような気がします。

 

ということを、呼子でイカの生き造りを食べながら考えた次第です。

イカは隅々までおいしく頂きました。

ごちそうさま!>イカALL

2002/02/25


あこがれ

誰しもあこがれの人物というのはいると思います。

「あぁ、俺も(私も)こんな人になりたい!」ってやつ。

女性なら「ジュリア・ロバーシ」とか「浜崎鮎身」、男性なら「松田優策」とか「クリント・イーストウッド」なんて基本的に身分不相応な場合が多いので、人に言うと「なめとんか!貴様!!歯を食いしばれ!!!」とたくさんの感嘆符付でしかられちゃうからあまり人には言わないと思いますが。

 

私も人並みにあこがれの人物像があります。

それは大藪小説の主人公です。

大藪小説と言えば、「野獣死すべし」とか「汚れた英雄」。「よみがえる金狼」あたりが有名どころですが、個人的には「戦死のバラード」とか「狂銃ワルサーP38」なんてのが好きですな。

その主人公は基本的にタフガイ。

腹には鉄の意志と煮える怒りを持ち、素手、武器を用いる実効打撃力はもうめちゃ強い。

自身の武器も強力で精力絶倫ゆえにモテモテ、その体力維持のためか大食い。

頭脳明晰で悪党に対しては狡猾かつ残忍。

大きな野望を持ち、それに向けて邁進できる男。

そんな感じです。

 

ただ、今の自分との共通項は「大食い」というところしかないのが悲しいところ。

何時かは俺も!と思いたいところですが、「総重量100キロのバックパックを担いで急斜面を駆け上る」とか「手刀で頬骨を砕く」なんてことは一生できそうにない。

せめて「鉄板に1キロのバターを溶かし、ボウル1杯分のパンケーキと熟成の進んだ鹿肉2キロ、ベーコン1キロを焼き上げ、バターを浮かせたブラックコーヒーで流し込む」くらいは出来るようにならないといけません。

理想像には少しでも近づかないと。

結局大食いですけど。

2002/2/23


お久しぶり

いやはや、かなり更新してなかったですな。

ムービーにかかりっきりだったもんで。

おかげさまでムービーのほうも完成し、コンテストに応募することが出来ました。

とりあえずよかったよかった。

しかし、見直してみると、急ごしらえな感は否めないですねぇ。

自分で満足したらそれでオシマイって話もありますし、今はこんなもん、という感じですか。

日々精進と思いつつがんばってみちゃおうとおもっちょります。

 

で、冬季オリンピックです。

ニュースなんかでも頻繁にあつかってるし、世間ではフィーバーしてたみたいですね。

「朝までラージヒルみてたよー」なんて真っ赤に充血した目をこすりながら出社するサラリーマンの方などいたかもしれません。

しかし、関連番組を私はほとんど見てません。

確かに出場者はスゲーと思います。

賞賛に値しまくります。

なんたって世界一な人がごろごろいるわけですから、そりゃーすごい大会ですよ、オリンピックってやつは。

 

でも、オリンピック特番なんかで昔がんばったスポーツ選手がえらく興奮した面持ちで中継してるのなどを見るのって耐えられなくないですか?

「よくやったぞー!」とか叫んでる姿は、まんまただの観客。

情報発信源として、かなり足りない。

頭悪い質問するインタビューとかも邪魔くさい気がするじゃあありませんか。

昔のエピソードとかほじくり返すのも、せっかくの偉大な記録をワイドショーネタ扱いしてるみたいで嫌いです。

ということで、あまりオリンピック関連情報は知らないのでした。

別に知らなくても困りませんし。

私にとってはオリンピックより未来少年コナンの再放送のほうがインポータントでしたな。

手に汗握る展開!何回も見てるけど!

 

こういうこと書くと、また非国民って言われそう。

あー、がんばれ日本!<とりあえず

ところで冬季オリンピックってまだやってるんですか?

それすら知らないわ。

2002/02/19


←前の月を見ちゃう

表紙に戻る

次の月はこちら→
inserted by FC2 system