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2006年10月


祭りが終わっていた時はいつも

なんかアマゾンでサンディスクの小さいMP3プレーヤーが2880円で売っていたのが気になっていました。
容量は512MB。それなりなカナル型イヤホン付き。

内蔵メモリはちょっと少なめだけど、これはSDスロットがあるのでマックス2.5GBまでイケルのがナイス。
起動時はSDの認識に数十秒かかるらしかったけど、動き出せば関係ないし。
タグ管理しないといけないのがめんどくさいけど、とにかく安いのは魅力です。
これなら壊れようが使い勝手が悪かろうが問題なしと思える価格です。

しかし、移動は基本的に車だし、最近は自転車に乗るときも音楽聴かないし、電車に乗るときはZero3で済むしで、全く使い道が無いので買いませんでした。
同じ3000円使うなら、改造に失敗して音質がいまいち良いのか悪いのか分からなくなってしまってあんまり使ってないHP-X122に変わるちょっとマシなヘッドホンの購入に充てた方が幸せ度は高いよなー、なんて思ったりして。

そして今チェックしてみると、そのMP3プレーヤーの値段は6000円くらいになっていました。
祭りは終わっていたのであります。

「あああ、高くなる前に買っておけば良かった!」と、貧乏性炸裂(笑)
まぁ買っても何回か使ってタンスの肥やしになってたと思うんで、それほど後悔はないスけど。
とか良いながらも、やはり祭りを逃した敗北感は否めません。
インターネット通販なんてものが無ければこんな気持ちにならないで済んだのに!と一瞬思いましたが、ネットが無いと超つまんないのでその想いは撤回しました。
ごめんよ、インターネットの神様<誰?


ソフトバンクの通話(一部)定額プランは危険すぎる

「ソフトバンクが通話定額を始めた!」と聞いたときは、ちょっと驚きました。
Willcomで通話定額を経験してるんで、通話が定額な魅力は知っております。
Willcom同士なら、何時間話しても、追加課金なし。
(正確には連続通話は2時間45分まで。その前にかけ直せばまた次の2時間45分まで無料。その前に〜以下略)
遠方の友達とダラダラお茶でも飲みながら「そう言えば、」と話の筋道を何度も変えながらしゃべり倒して疲れてやめる、ってのはとても楽しいです。

そんなのをソフトバンクが始めるのか?
無理じゃないの?と思いました。
携帯電話の基地局って、そんな大量の通信を長時間維持するようには出来てないと思いますから。
最寄りの基地局の回線が一杯になって電話繋がらない人が多数でるんじゃ?なんて心配してみました。

で、よくよくプランを見てみたら、全然想像してたのと違うプランでした(笑)
2880円!とうたってるのも、放っておくと数ヶ月後には5000円くらいになったりするようです。
一応、色々オプションを解除すれば月額2880円にはなるようですが、そんな汚い手に乗るもんか。
こんなん「契約後3ヶ月は無料!」をうたい文句にするプロバイダみたいなもんじゃないですか。
ずっと使う料金に数ヶ月のおまけなんてチリみたいなもんなのに美味しそうに見せちゃダメだろ。
もしくはプロバイダ料を含まない料金のみしか記載してない光回線料金広告を見て「月の支払総額はいくらなんだバカ野郎」みたいな印象を受けました。

あと、21時から0時までの電話ゴールデンタイムは、200分までの通話が定額分で、超過は30秒20円だそうです。
一般ユーザーには、どこらへんが定額プランなの?って話ですな。
子供じゃないんだから、ゆっくり長電話できる時間なんて晩飯食って寝るまでの間しかないっつーの。
これって通話料込みのプランってだけじゃんか。
しかも超過分の高額ップリには舌を巻きます。
10円で15秒。
寿限無(以下略)さんは、10円じゃ名乗ることも許されませんなw
つーか2時間話したら4800円。
そんな金あったら肉を食おう、肉を。
もしくは白波3升買って吐くまで飲もう。2時間しゃべるよりよっぽど楽しいよ?(苦しいとも言う)

メールもソフトバンク相手のみが無料対象で、他のキャリアやPCへの送信は有料。
ふーん<そろそろ呆れてきた

数ヶ月後に2880円にする作戦だとパケット放題は含まれませんから、1パケット0.21円払うことになるようです。
個人的な話になりますが、W-Zero3で月間通信量が160万パケットだったことがあります。
ストリーミングでネットラジオを週に数時間聴いてたらこんなになってました。
しかし、当然Willcom定額プランに加入してますので、その時私へのパケット分請求は、リアルインターネットプラスの2100円のみでした。
Willcomはやっぱり安心安心。

しかし、もしもソフトバンクの例の通話定額と言われているプランに加入し、高くなったから色々外して2880円にしちゃった状態で160万パケットやらかした場合の請求額を計算してみると、
0.21円x1,600,000パケット=33万6000円
・・・十分死ねる(笑)
まぁさすがにこんなことはしないでしょうが、こうなる可能性もあったりするわけです。
鬼じゃ!ソフトバンクには鬼がおる!と思わざるを得ません。
(もしかして総支払い限度額とかあったらゴメンね>関係者の人)

ともかく、途中で料金が変わったり、無料通話に制限が、特に時刻指定があったりする時点で最低のプランですね。
PDAライクな携帯を導入した時はソフトバンクに一瞬期待しましたが、やっぱりダメみたい。
あーあ。

関連URL
・ソフトバンク・ゴールドプランの真実 (WILLCOM NEWS)
http://e.willcomnews.com/

ソフトバンク・新プランの落とし穴(WILLCOM NEWS)
http://blog.willcomnews.com/?eid=385728


知れば知るほど入りたくないゴールドプラン。
誰が入るんだろう?
まぁ、このプランなら、基地局の心配は要りませんね。
よかったですね>関係者の方々


W-OAM対応W-SIMのフルブラウザ搭載音声端末「9(nine)」発表さる!

W-SIMな音声ガワが欲しかった私は、この発表にかなり興奮してしまいました。
W-OAM対応W-SIMのフルブラウザ搭載音声端末「9(nine)」


Willcom 9(nine)
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/009ke/index.html

ケータイWatch「ウィルコム、W-OAM対応のシンプルなストレート端末「9」」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31527.html

格好いいじゃないですか。
iPodを含むMac関連商品が流行らせた「デザインをしないデザイン」っぽい今風。
私はかなり良いと思いました。

2インチQVGA液晶でフルブラウザ(NetFront)がありますから、とりあえず色々OK?
メールもPOP/SMTPいけるし、普通用途にはよさげであります。
動作もサクサクとの話ですし、結構惹かれますなー。
キーロックスイッチもスライド式で良い感じ。

新しいW-SIMで通信中着信が分かるのもポイント高いッスね。
これならWillcom同士で無料通話ダラダラ状態のときに「あー、今誰かから電話あってたらどうしよう」なんて心配することも要らん。
まぁ今までそれが出来なかったのは電話としてどうかと思いますが、解決したからもういいです。

W-OAM対応になったことで、通信速度の向上も魅力。
WillcomのW-OAM解説
http://www.willcom-inc.com/ja/service/reason/comfortably/index.html

私のプランである2xパケット契約だと、64kbps→104kbpsに高速化されるそうです。桁違いだ!w
4xパケットだと128kbps→204kbps。
ただし、W-OAMサービス範囲に居ることが前提になります。
都市圏から整備してるそうなので、辺境の我が家にはまだ来ないっぽい気がします。
いずれ対応してくれると信じてますよ>Willcom様

で、新しいW-SIMは普通にW-Zero3で使えるらしいのも嬉しいじゃないですか。
差し替えるだけで若干高速通信できます。
消費電力も低くなってるみたいだから、待ち受け時間も延びるかも?とか思いましたが、Zero3本体の消費電力が大きそうだからあんまり変わらないと思いますので期待しません。
ちと残念なのは、通話中着信お知らせ機能がW-Zero3では機能しないらしいこと。
W-Zero3の電話としての致命的弱点は、通信中とか通話中の電話着信が全く分からないことなんですよね。
ここはファームでなんとかなりませんか?
[es]だと通信中着信できるんだから無印もなんとかして下さいよ。本当にもう。

2インチQVGA液晶でのフルブラウザの使い心地はどうですかねー?
さすがにデジカメ程度の液晶サイズだと、ちいさすぎるかも?
私の使い道としては、rep2での2ch、ブログ、Mixi、Google検索、時刻表検索とかなんで、そんなに困らないと予想。
出かける時用のガワと考えれば十二分な機能かと思いました。

しかし、ものすごく残念なのは、nico同様にイヤホン端子が無いこと。
ケータイWatchの写真でみても、USB端子しかなさそう。
これでは「胸ポケットに軽い端末を放り込んだまま無料通話をイヤホンでダラダラ楽しむ作戦」が出来ない。
Zero3はデカくて重く、さらにキーロックするのが面倒、と、微妙な弊害が多いからイヤホン挿したままウロウロしにくいんですよね。
ホントにここは残念な部分です。

イヤホン端子、なんで付けないんですかね?
理由がさっぱり分かりません。
企業ユースでも、無料通話なことを幸いに、互いにPC操作しながら打ち合わせとかするシチュエーションでもイヤホンあったら便利なのに。

と言うことで、イヤホン端子のない音声端末は不要な私は、今回もスルー決定。
ただし、12月にモノが出たときに触りに行って、体に電気が走ったらどうなるか分かりません(笑)


ついでにWillcomつながりで。

ケータイWatch「ウィルコム定額プラン」、070番号すべてが通話定額の対象に」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31526.html

旧ドコモPHSとかアステルユーザーでまだ頑張ってる人への通話も無料に!(ウィルコム定額プランから発信した場合)
あんまり恩恵にあずかる人はいないでしょうけど、私の友達には一人ドコモPHSユーザーが居ますんで、これは個人的にはかなり朗報。
たまに長電話してたんで、今後その電話代が不要になると思うとすげー得した気分です。
ちなみに今月20日から。


X01HTのモックを見てきました

通信費が高く付きそうなのできっと買いませんが、気にはなる(笑)
ってことで、電気屋さんで情報収集して参りました。
ホットモックはなかったけど、普通のモックはあったんでさわってみた印象は、
・厚みが結構ある
・画面は特に小さいとは思わない
・キーボードはそれなりに打ちやすそう
って感じでした。

原寸大サイズのチラシをもらってきたので、W-Zero3と比較してみましょう。



もった感じは結構小さめだったけど、実際並べてみるとそれほど小さく感じませんねー。
手に持ったらこう?

ちなみに私の手はデカイです。あんまり一般的なイメージではないと思いますw

驚いたのは、やはり価格設定。
二店舗で聞いてみたんですが、
A店:19,800円(新規) スーパーボーナス加入で1万円引き
B店:25,000円(新規) スーパーボーナス加入、他値引きで10,500円
とのこと。
スーパーボーナスは26回払いの月賦仕様(確か月2000円くらい)で支払総額が6万円くらいになるわけですから、誰も使わないんじゃ?とか思いますね(笑)
2万円で買って、安いプランで半年くらい使って解約し、あとはPDAとして余生を・・・なんてアコギな考えもよぎる今日この頃です。
それにしても鬼安い。
一寸前までは、これと同等の機種が10万円以上で輸入されていたのを知ってる身としては、目ン玉飛び出しそうな価格ですわ。
まったく日本人はハードウェアにお金を出さない民族になってしまったんですね。
そのおかげで通信費が高い設定になってるんじゃなかろうか、とか考えちゃいます。

とりあえず、この機種はハード的にはかなり良いらしいので、やっぱり惹かれますなぁ。
SIMナシでの起動阻止機能はあっさり解決するらしいので、良し。
スーパーボーナスは必須じゃないようなので、良し。
問題はやはり高額になりそうな通信費と、MMS(いわゆる携帯メール)が使えないところですかね。

あと、販売員さんに「これメール(MMS)出来ないらしいですね」って言ったら「そんなことはありません!普通の携帯の機能は全部出来て、プラス色々出来るんです」と断言されてしまいました。
カタログに赤い字でバーンと書いてあるよ、店員さん。
まぁそこは一個だけ入荷した、ってお店だったので、一個しか入荷しないんじゃそこまで勉強しないよな、なんて思った次第でありました。

端末は安いし魅力的な点は多いけど、やっぱり通信費が壁ですね。
月額5000円(+通話料)だけで済むWillcomはなんて居心地が良いんだ、と思ってしまいます。
あとは通信速度が速くなってくれたらなぁ。
値上げは少なめで(笑)


携帯キャリアはしょっぱいね

昔から「これが日本で使えればいいのに!」と思っていた端末が、ようやく日本でも使えるようになります。

名称
DoCoMo hTc Z
SoftBank X01HT
 
ハード情報
HTCジャパン hTc Z
HTCジャパン X01HT
サービス情報
ドコモのビジネスオンライン内 hTc Z
ソフトバンク X01HT
価格
73,290円(有償端末保証サービス加入時)
31,290円(スーパーボーナス加入時)(※噂?)

ハード的には、両者ともほぼ同じモノ、と考えて良いらしいので、主要情報のみ抜粋。

2.8インチQVGA液晶
Bluetooth/無線LAN内蔵
200万画素カメラ
microSD
赤外線通信アリ

CPU:サムソン400MHz
RAM:64MB
ROM:128MB

サイズ:113x58x22くらい
重さ:180gくらい

ってところで、通信機能満載のかなり小さなW-Zero3って感じの、ハード的にはよだれモノの端末です。
QVGAってのがW-Zero3を見慣れた身としては少し残念ですが、2.8インチと小振りな画面サイズですからまぁそんなに困ることは無い気もします。
なんと言ってもボディサイズが普通の携帯電話とあんまり変わらないあたりが素晴らしいじゃないですか。
これなら持ち運びが楽で良いです。

いやあ、ようやく日本のスマートフォン業界もにぎやかになってきて良い感じだね!と思ったのは一瞬だけ。
キャリアのサービス内容を見て落胆しました。

まず、両者とも回線契約をしておかないと使えないらしいのです。(通称SIMロック)
正直、このスペックならば、単体でも全然使い道があります。
予定管理、メモ帳、辞書、音楽再生、動画鑑賞などなど。
通信も、例えばBluetooth内蔵のWX310Kとかをモデムにしてやれば使えるんじゃないですかね?
しかし、SIMロックにより回線契約が無いとただの文鎮にしかなりません。
こんなに高いものを買いながら、所有者の自由にならんのです。

インセンティブがあるから、ってことなんでしょうけど、ドコモなんて7万円ですよ。
安いノートPCが買えますよ。
ソフトバンクは値段的には頑張ってると思いますけれども、それでも3万円は支払ってる訳ですからね。
せめて最低利用期間を設けるとかしてくれないと、なんか消費者的には納得いきません。
レンタル品としか思えない。

次に通信費の問題。
ソフトバンクは1万円程度の定額制。
ドコモに至っては、パケット通信は従量制のみ。
正直、高いと思います。
今後、Webサービスはどんどん便利になっていくでしょうから、そう言うのを利用するのに便利極まりないスマートフォンの通信量は肥大するでしょう。
それなのに従量制を採用するドコモさんの考え方が理解できません。
すごく偏った使い方の想定しかしていない、キャリアの指定する使い方以外は認めない、そんな器の小さな企業体質はここにも健在か、と思わざるを得ません。
まぁ当初は企業向けのみの販売だったのを、無理矢理個人向けにもリリースしたってんで、こういう形になったとも推測は出来ますが、発売するからにはもうちょっとなんとかならんかったのか、と考えてしまいます。
ソフトバンクの1万円定額も、個人的には「まだ高い」としか思えませんね。
基本は携帯電話なのでそれに通話料金も加算されますから、月々の支払いは結構なものになると思われます。

他にも、ドコモのは、iモードメール、公式サイト接続、iアプリが軒並み非対応ってことで、いわゆる普通の携帯サービス全滅の予感。当然のようにiモード用のパケホーダイは利用不可。
この情報をFAQにしか載せてないあたりがとてもドコモらしい<皮肉

ソフトバンクは、Yahoo!ケータイ、S!メール(MMS)不可だし、売りとされる3Gハイスピード(HSDPA)の範囲も全然狭い模様です。
これじゃあ今まで通りの携帯使った方がいいじゃん、って話になりそうですやね。
あと、ドコモのは関東甲信越のみの販売らしいですね。
九州在住の私には売ってもらえませんか。
どうせ買う気ないから構いませんが。

ドコモははなからやる気がなさげでどうでも良いですが、ソフトバンクはまだ頑張ってくれそうなんで今後に期待したいです。
ともあれ、現状ではまだまだWillcomのW-Zero3シリーズの方が圧倒的に魅力的ってことで。
通信速度は遅いですが(笑)


ヘッドホン改良 その4 救世主「手すき和紙」

この情報は、fistoさんのX122改造ネタのコメント欄に書き込まれてたものです。
それによると、「手すき和紙をポートに貼ったら、低音は暴れないし高音域もスムーズに出た」とのこと。
書き込んだ方はとても気に入った改造のようで、熱心に語っておられました。

低音制御に難儀していた、ボーカルなんかの音域が綺麗に聴きたい、微妙な調整とかが苦手な私にとって、このネタは渡りに船であります。
また、使う手すき和紙もダイソーで売ってる105円のものらしいので、予算的にも有利。
これはやるしかありません。

早速ダイソーにて確保。

普通にラッピングコーナーにぶらさがってました。
ちなみに和紙だけど、タイ製w

さっそく、ポートを半分塞いでるものを剥がし、手すき和紙をCの字に切り出し、貼り付けます。
私は目見当で適当に切り出しましたが、考えたら貼り付ける場所の直径を測ってやれば簡単に丁度良いサイズができたんですね。
下手に目見当でやると、穴ぎりぎりになったりして少々案配が良くないです。ご注意を。

で、貼ったらこうなります。
瞬間接着剤で貼り付けました。
紙を先において、後で周辺に瞬間接着剤を置いていくと、勝手にしみこんでくっつきます。
最初に塗ってから貼り付けると、ポートの部分にまでしみ出してたので、先に紙を置いた方が安心して作業できます。

また、ノーマルの用に穴を一個開けるのも大事です。
穴を開けないと、低音があんまり出ません。
かといって丸々一個開けると低音が出すぎると思われます。

と言うのも、参考にしたコメントに「爪楊枝でピッと穴を開けると良い感じでした」と書いてあったので、まねしてほんのチョットだけ穴を開けた状態から、さらにもうチョット(爪楊枝の太さの半分程度?)まで穴を広げたら格段に低音量がアップしたので、穴まるまる一個開けると低音バカになりそうです。
ちなみに上の写真の左側にあるゴミみたいな黒点がその穴。
これでも十分機能してます。

さて、肝心の音質ですが、こいつは良いバランスです!

低音は押さえられつつもちゃんと鳴ってるのが分かるし、ボーカルとかぶらない。
ボーカル部分は素直に出てるし、高音域は凄くシャンシャン鳴っています。
素晴らしい。
これほどのモノとは思いませんでした。
ありがとう、コメントを書いた人(あえて名前は伏せました)

ただ一つ残念なのは、「サ行」が耳に付くようになったことです。
他は申し分ないんですが、サ行の「シャッ!」というか「シュッ!」と言うか、ソースによっては耳が痛いくらいの高周波が出ます。
こいつを抑制すれば、かなり良いヘッドホンになると思いますので、何とかしたいと思っております。
ちなみに、手すき和紙を貼って三日三晩エージングしてみましたが、状況はさほど変わらずです。
またヒントを探してみます。


ヘッドホン改良 その3 ウレタンで低音をコントロールせよ

ポートを開けたら低音バカになってしまったX122。
白ケーブルさんのところでもヘッドホンのハウジングにウレタンを詰めて音質改善してたので、私もまねします。

スーパーに台所用スポンジ3枚58円を買いに行ったついでに見つけたマウンテンデュー。ひさしぶりに飲みました。


スポンジを詰めていきます。
この辺で聴いてみても、なんかしっくり来ません。

白ケーブルさんのところでは「ドライバに当たるところは透過性の良い、柔らかいスポンジを使う」なんて記載もあったんで、まねします。

こいつはDIYショップにて購入。
防音材コーナーがあったので、そこで見つけました。
142円ほどでした。


こいつをドライバに当たる部分に入れてみます。
だいぶ良くなって来たような気がします。
しかし、まだまだ低音がスゴイ。

色々試してるうちに、スポンジが増えたら低音が緩和されるような気がしました。
また、白ケーブルさんのところでも、結構な量が入ってるみたいだったんで、私も負けずに入れます。

詰めたらこんな感じ。
中身は

こんだけ入ってます。
高さは

こんなになります。
これをギューっと詰め込むんです。

さすがにこれだけ詰め込むと、だいぶ低音は緩和されました。
普通のレベルの音圧で低音が出てるようです。
が、まだなんかバランスがおかしいような?
やっぱりベースでボーカルが消えてる感覚はまだあります。
高音域も薄くなったような、籠もってるような、なんだかダメな感じです。
本当に「こりゃダメだ!」と思ったのは、試しにテレビに繋いで普通の放送の音を聞いたとき。

ものすごい珍妙な音世界がそこにありました。

これは、とてもじゃないけどバランスがおかしすぎる。
原音に忠実に再生、とまでは言わないにしても、エフェクトナシの再生って風にはしたい。

ウレタンを抜くと、低音は強くなる一方だし、かといってウレタンをこれ以上詰めるのは、すでにかなり入ってる現状あんまり意味が無い。
となると、音質を決定するポートの調整って話になるのですが、これはかなりイバラの道なことが予想されます。
自分でも一個開けたり閉めてみたりしたけれど、音が結構変わっていくんですよね。
面白いくらいに。

で、音がどうかってのは感覚的なものですから、絶対的な評価はかなり難しいです。
自分でいじってる手前、「今度は結構良いかも?」と思いがち。
そして時間が経って聴いてみると「なんか全然思ってたのと違うなぁ」となります。
そしてその時には前の状態の音など覚えているはずもなく、また適当にいじっては試す、を繰り返す羽目になるのは火を見るより明らかかな、と。
さらに、ハウジングに入れるウレタン量の調整による音質の変化を考えると、まったくもって迷路状態ですよ。
基準となるものが無いので、かなりの数を試すととになるけど、実験記録が感覚的な記述になってしまうから、なんとも・・・
もはや匠の世界に近いのではないでしょうか>ポート加工
各所に「ポート加工は自己責任で!」って書いてあるのはこういうことだったのね、と今更納得。

私はポートの調整は「穴を半分塞ぐ」で決定稿なのだろうと思って始めたので、これはやばいな、と思いました。
(注意:別に白ケーブルさんのことを非難しているつもりは毛頭ありません。趣味の世界で好みが違うってだけの話だと思います。実際に満足してらっしゃる方も多数いらしてますので。)
とにかく、別の方法でなんとかしないとな、と検索し始めると、思わぬところに違うやり方を発見しました。

それは、「手すき和紙によるポート調整」でした。


ヘッドホン改良 その2 本命改造

X122の改造には、お手本が存在します。
白ケーブルのページ」と言うWebサイトのX122 monitorです。
ケーブル交換は済ませたので、あとは「ドライバ周辺を鉛シートで覆って制振し、ポートを調整、背圧調整用にウレタンを入れる」と言うモノ。
鉛シート以外は適当に用意できそうなので、とにかく鉛シートを探します。

ゴルフ屋に売ってると聞いて、何軒かまわりましたが、欲しい「0.3mm厚の大きいシート」はなかなか見つけられませんでした。
ようやく見つけたのは、0.15mmのそんなに大きくないヤツでしたが、これ以上探すのは面倒なので2枚購入。
2枚重ねれば0.3mmだから、2枚。

これを貼り付けるのであります。

型紙なんてのも公開されてるので、ありがたく利用させていただきます。>入手先 AV初心者のホームシアターレビュー(この中のX122コンテンツ内、鉛シートで云々のところにPDFがありました)

上に印刷した紙をおいてなぞると簡単にケガけました。


あとはハサミで切ってやって、張るだけ。
鉛は柔らかいんで切るのは簡単です。

で、そいつを張ったら、ドライバ裏にあるポートをふさいでる紙を剥がし、穴を半分のこした形でふさぎます。
私はそのまま鉛シートの切れっ端でふさぎました。
ちなみに、先がとんがったピンセットがあると比較的楽です。
写真だと大きく見えますが、実際は数ミリしかないチップ状の板を張り付ける作業ですので。

で、塞いだ状態がこれ。
参考ページの姿と似てるから大丈夫でしょう。

あとは、背圧調整にスポンジが必要ってことなので、これも台所用のを切ってとりあえず入れてみます。

とりあえずこんな風に切ったモノを入れてみました。

さて、ドキドキしながら試聴してみます。
音は鳴りました。

が、とんでもなく重低音仕様。
ベースでボーカルがかき消されてます。
参考ページでも、もっとスポンジ入れてらしたし、 とりあえずこんな量のスポンジでは足りないようですわ。
柔らか目の粗いスポンジもあった方が良いらしいし、買い出しに行くまで保留です。

重低音が出たついでに、初期状態では鳴らせていなかった低音を含むナイロンズのCDを聴いてみました。
おお、ちゃんと極低音の太鼓が鳴ってる!
こいつはスゲェ!
でもヘッドホンとしては全然ダメな現状に、枕を涙でぬらしました。


チョロQのラジコン

正確には赤外線リモコンで遠隔操作できるチョロQ「Q-STEER」が発売になったので、買ってみました。
あんまり買う気はなかったんですが、他の用事でヤマダに行ったら不人気らしいbBが一個だけあるのを発見。
個人的にbBは好きじゃないのでそこはスルー。
しかし、通称てんとう虫のスバル360はチョットいいかも、なんて思ってたのもあり、最寄りのトイザらスへ探索に。
チョロQコーナーには影も形もなく、売れすぎて無くなったのかなぁ、なんて思いつつ店員さんに聞いてみたら、レジの横の特設ブースにゴロゴロありましてですね。
そこにスバル360も鎮座ましましておられました。
箱からのぞくスバル360の可愛らしい姿に激萌えてしまい、購入。

ちなみにトイザらス価格で999円。
これでラジコンできます。
スゲー安い。

箱から出してみましょう。

サイズはまんまチョロQですんで、とても小さいです。
当然、プロポもかなり小さい。
めっさおもちゃ感覚です。<おもちゃだし

そしてこれがQ-STEERの売りである、可動ステアリングの実態。

ちゃんとステアリングが切れてる!
これだけで今夜はご飯3杯確定です。
一寸前に売っていたデジQは、左右の回転差で曲がる仕組みだったんですが、こっちの用がよりリアルに感じられます。
ここまで頑張った商品で、1000円程度なんて。
スゴイ世の中になったもんです。

走らせてみた感じは、ちょっと遅いかな?と思う人が多いんじゃないでしょうか。
結構ゆっくり目に動きます。
コントローラーにダッシュボタンがありますんで、それを押せばキューンと加速して面白いので、それなりに楽しめますな。

難点としては、後輪がデカイにも関わらずデフが無いため、回転半径は結構大きいです。
ボディサイズからするとえらく大回りします。
後輪のグリップが良すぎて前に押し出してるんですな。
キュンキュン曲げたかったら、後輪にセロテープを貼ってやると良いみたいでした。
曲がる代わりにスリップもするんで加速とかは悪くなりがちですが、おもしろさもアップするのでいいかも。

あと、これは充電式じゃないので、買うときは一緒に予備のLR44って電池も買っておきましょう。
本体2個、コントローラー2個の計四個買っておけば安心であります。
100円ショップで買うと4個で210円で済みます。電気屋だと妙に高いッス。

Q-STEERはA〜Dチャンネルまで切り替えられる(スバル360はC or D)んで、4台までは同時走行できますから、みんなでわいわい遊びたいですわー。
レースも良いけど、サッカーとかも面白そう。


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